mewの観劇日記

mewが観たお芝居の感想です。

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CLEANSKINS/きれいな肌

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2007年4月18日(水)~28日(土)
@新国立劇場(小劇場)

2007年4月18日(水)~28日(土)
@新国立劇場(小劇場)

作:シャン・カーン
翻訳:小田島恒志
演出:栗山民也
出演:中嶋朋子、北村有起哉、銀粉蝶
料金:A席5,250円、B席3,150円、Z席1,500円(学生のみ)
上演時間:約2時間10分(休憩なし)
観劇日時:4/24(水)14:00 上演後シアタートーク有

英国の小さな町、母ドッティとその息子サニーが二人で暮らす公営住宅の一室。そこへ薬物中毒で行方不明となっていた娘へザーが突然、イスラム教徒の姿で帰ってきた・・・

宗教に人種差別。けっこうハードなテーマ。
観るのが辛いかな、と覚悟して行ったが、役者さんのコミカルな動きと軽妙なセリフで、そんな心配も吹き飛んだ。

宗教や人種差別の問題は、日本に住んでいるとなかなか実感がわかない。サニーは国粋主義者で、反イスラムのデモに参加している。黒衣で出入りする姉が帰ってからは、サニーは友達をすべて失い、投石により家の窓が割られる。なぜイスラム教や移民を、こんなに毛嫌いするのか。初めはなかなか物語の世界に入り込めなかった。

後半、お父さんは誰なのか?といったあたりからは、身を乗り出して観てしまった。「家族」の物語は世界共通。ここからは、とても面白く観ることができた。

芝居とはまったく関係ないが、私が前半の物語に入り込めなかった理由が、実はまだある。客席の両脇に1列だけ"客席に向かった"レイアウトの椅子がある。そこが私が座っていたB席。私は客席を観に来たわけではないので、体をねじって舞台を観る。そうなるとヘルニア持ちの私にとって首と腰が・・・辛い。しかも1番後ろの席なので、かなり体をネジネジして観なければならず、安定した姿勢を求めてなかなか落ち着けなかった。加えて、開演後にパラパラとやって来るお客さんが多いこと。ドアの開閉や目の前を通り過ぎるお客さんが目に入り、気になってしまった。私もやむを得ず、遅刻することはあったけど、通路は腰をかがめて足早に歩いてたぞ。

《シアタートーク》
終演後は役者3人と演出の栗山さん、途中に声だけ出演のハンサムな役者さん、最後に翻訳者の小田島さんまで客席から登場した座談会。司会はNHKのアナウンサー、堀尾さん。
印象に残った話を少し。

◆中嶋朋子『人種や宗教という難しい話で、私は多くの日本人と同じようにいろんなものを拝んでしまうタイプなので(笑)悩んでいましたが、栗山さんから「これは家族の話なんだよ」と言われてから「ああ、そうなんだ」と納得できた』
私の感想とおんなじだ(^_^)と思って中嶋さんに親近感。

◆銀粉蝶『母ドッティにとって娘ヘザーは、愛したいけど愛させてくれない存在なんだと思います』
高校生の時、最初にはまった劇団が「ブリキの自発団」。劇団員として片桐はいりちゃんがいました。そこの看板女優さんだったのが銀粉蝶さん。声のトーンを変えてみたり、飛び上がってみたり。もう自由自在。別格の存在感でした。舞台では白髪のおばあさんみたいな枯れた役でしたが、シアタートークでは、メイクを直し若々しく、美しさ健在でした。

◆北村有起哉『栗山さんには「手をブラブラさせるな」とよく怒られます』
こまつ座「わたしは誰でしょう」に続いての栗山演出。2本続けて同じ演出家、というのは初めてだそうです。また、こまつ座の時はホンがなくて、現場が(栗山さんが?)ピリピリしていたと言ってました(^。^;)

◆栗山民也『自分の引き出しがたくさんある、という役者とは一緒に仕事をしたくない。いかに”新しい引き出しを作るか”が演出家の仕事だと思っている』
『ずっと初日と同じ舞台やっている所、あるでしょう?セリフは毎日同じでも、演技は違ってくるはず。セリフを考え、受け止める力がある役者なら、日々違う芝居になるはずだ』
ずっと初日と同じ舞台をやっている。それが普通なのかなと素人のmewは思っていました。でも「栗山スピリッツ」は良く理解できました。「生きている芝居をすること。だって芝居はナマモノ、LIVEなんだからね♬♫」・・・何でmewが書くと俗っぽくなるんだろう(笑)この話をしている時に役者さんたちが食い入るように栗山さんを見つめていたのが印象的でした。他にも、舞台装置の意味、作者とのエピソードについて話してくれました。

◆小田島恒二:いつも名前だけ拝見していた小田島さん。勝手におじいちゃんと思っていましたが(^。^;)面白くてエネルギッシュなおじ様でした。現代のイギリス事情(人種事情、テロ事情・・・ロンドンのバス爆破事件を起こしたのは中東系移民)などの背景を教えてくれたので、もう目からウロコ、そうだったのか~と。

いま、小田島さんの話を書いてしまうとクライマックスのネタバレになるので書けませんが、芝居の疑問点はこの話ですべて解決しました。
シアタートークを観なかったら、頭の中がクエスチョンマークだらけになっていたかもしれません(笑)

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TEAM発砲・B・ZIN『ジューゴ』

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TEAM発砲・B・ZIN
15周年記念&解散公演
『ジューゴ』

作・演出◆きだつよし
CAST◆
平野勲人 工藤潤矢 小林愛  武藤晃子 西ノ園達大 森貞文則
伊波銀治 福田千亜紀 大橋夢能 きだつよし
チケット料金◆全席指定(前売・当日共通) ¥4500

東京公演◆2007年4月13日~4月29日 本多劇場
大阪公演◆2007年5月12日~5月13日 松下IMPホール
つくば公演◆2007年5月19日     つくばカピオホール 

TEAM発砲・B・ZIN(チームハッポウビジン)の解散公演。

私が初めて発砲を観たのは96年の「トランスホーム」から。
死んだ家族の魂が家具に降臨するというホームコメディ。奇想天外なストーリーと家具が人間に変形するところとか、もうビックリ、大笑い!とっても面白かった♬♫ それから02年の「メルダイバー」あたりまで、ほとんど観ていたので、お付き合いは7年位かな。

主宰のきださんは今再放送しているドラマ「弁護士のくず」の脚本、嵐の大野くん主演舞台「センゴクプー」の作・演出と、活躍してるなぁと思っていました。仮面ライダークウガやヒビキも書いてたんだね。戦闘ヒーロー大好きなきださんにとって、きっと楽しい仕事だったでしょう(笑)
芝居好きとして、いろんなところで"演劇人"の名前を見かけるのはとっても嬉しい♡→ܫ←♡

お芝居はですね。まだ公演中なのでネタバレにならないよう、少しだけ。"仮想空間に閉じこめられた男女の姿を描くSFコメディ"もっと解散を意識した内容かと思っていたら・・・いつもの発砲でした♥♥♥

きださん、潔いな~と思ったわ。でも最後はウルウル来ますよ (。♋ฺ‸♋ฺ。)
当日券は毎日出すそうなので、未見の方は解散前に是非!!

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井上ひさし、新作決定!

シスカンパニーとの共同制作による『新作』だそうです。
http://www.komatsuza.co.jp/kouen_new/index.html

出演者が豪華ですね。

大竹しのぶ
松たか子
段田安則
生瀬勝久
井上芳雄
木場勝己

野田さんトコとかぶるなぁ、と調べてみたら。
シスカンパニーって、遊眠社劇団員のマネージメント会社が前身だそうな。
なるほど、納得。

そして・・・公演期間が長いです!

2007年8/3~9/30@世田谷パブリックシアター

やっぱり・・・ホンが遅れて公演延期してもいいように!?
井上さん、今度こそがんばってくださいね<(_ _)>

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